メンタルヘルス〜不調と対策|職場事例

メンタルヘルスとは『心の健康状態』を問う言葉だといえます。例えば、こころの病気は「メンタルヘルスに問題がある」=「メンタルの不調(不全、低下)」です。つまり、メンタルヘルスは身体的健康に対比して、精神的健康が保たれていることを指します。

メンタルヘルスケア

メンタルヘルスといえば、とかく個人の気の持ち方や性格、ものの考え方としての面だけが強調され、職場におけるストレス対策は後回しにされがちでした。しかし今日の職場で『メンタルヘルス』といえば、単に「こころの健康」という意味から一歩踏み出して、「働く人たちの心身ともに健康な職場づくりをしよう」という意味が込められます。
メンタルヘルス、うつ病
一歩進んでメンタルヘルスケアに踏み出しましょう。

メンタル不調に陥った時の対処法、治療法

働く人一人ひとりが自身のストレスに気づき、自身で対処できるよう努めるのとともに、職場の管理監督者が中心となって、

  1. 過重労働の予防
  2. 労働環境の適正化
  3. 人間関係の調整

などの観点から職場のストレス要因を見極め、その軽減に努めることが大切です。その視点からすると、人事や総務、労務の役割は重大です。

ウォーキングほか、軽度の運動からはじめる

しかし残念ながら、こうした視点からの調整に積極的でない会社も見受けます。面倒がらずに、先ずは歩くことを社員全員に推奨しましょう。特に長距離を歩くと自ずと力が抜けて深層筋も緩みます。さらにセロトニンの分泌も良くなって、昼は頭がさえて、夜はよく眠れる循環ができます。

 

本当にうつが発症するまでに、ウォーキングをはじめとした運動習慣を身につけると、不調が改善したという事例が多いといいます。その反対に、運動習慣のない方は背筋や肩に異常なこわばりが高じて、血流の悪化がメンタルにも悪影響を与えることも容易に考えられます。まずは日頃の行動を変えていきましょう。

姿勢とメンタルヘルス

現代人の姿勢は、本人が気づかないうちに随分と体が歪んでいます。正面、真横から眺めてみたことがありますか。

 

こうした視点から見るだけで肺が本来の機能を持ち併せていないことも伺い知ることができます。すると、呼吸も浅くなり、酸素の吸入も気づかないうちに薄くなるようです。その反対に、配を開く運動を心掛けると不思議なことに積極性がでたり、従来よりも体の疲れが和らぎます。

 

姿勢が呼吸とメンタルと結びついているようです。良い姿勢をつくることもメンタルヘルスの補助的役割かもしれません。

メンタルヘルスケア事例

メンタルヘルス対策のひとつは、毎年実施するストレスチェック意外にもいつでも外部のメンタルヘルスサイトを利用して、従業員がストレスの状態を確認できるように取り組んでいる企業もあります。

職位・新入社員研修など

近年は、入社1〜2年の若手社員などにメンタルヘルス研修を通じたセルフケア支援を行ったり、管理職向けにはメンタルヘルス、ハラスメント防止などの観点でいわゆるラインケアを支援するといった内容を年次・職位研修などで行う企業も増えています。

 

なお、資金的に余裕があれば、外部の専門スタッフによるメンタルヘルス相談窓口も設置して、従業員が企業内に知られることのないような配慮から、いつでもアプローチできるような環境を整えて、職場のメンタルヘルス環境向上に努力する事業場も増えています。

 

事業活動の負の側面を小さくする取り組みとして、メンタルヘルス対策が重要度を増しています。