健康経営と健康コンサルタント

企業が従業員の健康を貯めてるために行わなわなければならない、配慮しなけえばならないことは何でしょうか。とかく健康診断の受診を勧奨したり、メタボ健診の受診がん検診を促したりといったことだけに捉われ過ぎているのではないでしょうか。

 

これらには当然ながら経費が掛かりますが、その割に強調できる成果が上がっていないのではないでしょうか。

健康診断等からの脱却

これらは経費ばかりかかり、受診する人はたいてい決まっていて、結果的には経費の割に効果が上がっていないのではないでしょうか。

 

そこで、OJTならぬ仕事中に配慮しなければならないことや国が進めるメタボ健診の効果が病気の発症率改善に結びついていないことなどを認識する必要があると考えています。

 

そして、もっと簡単に考えてはいかがでしょうか。

簡便な健康指標

お金がかかったり、受診に時間がかかったりすると、結果的に受診率の低下を招いているのではないでしょうか。仮に受診している人といえば、いつも受診している人が受診するだけで、そこからこぼれた人はいつも受診しない状況にあるのではないでしょうか。

 

健康を維持するために必要なことは、案外簡単なことだと考えてもいいのではないでしょうか。腹部の脂肪は体に悪影響を与えるということは、ようやく近年広まりを見せていますが、最初に唱えたのは「脳内革命」シリーズを出版、累計600万冊を誇る著者・春山茂雄氏だともいいます。

 

当初は全く相手にされず、むしろ批判が相次いだようですが、現在では当然のこととのように「腹部の脂肪」と「異所性脂肪」が体に悪さをすると指摘されるに至っています。脂肪は、動脈硬化をもたらし、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。その意味で、脂肪に少ない筋肉が多い体をつくることが望まれます。

 

ここに着目した簡便な健康指標があれば、過剰な経費を掛けずに、なおかつスポーツ施設などを利用することもなく隙間時間などに必要な時間の運動を必要かつ十分にこなすことで成果を得やすくなります。その指標をこちらに記しました。⇒わたしの健康指標

メタボ基準では安心できない

新たなメタボ基準をクリアすれば、本当に健康を維持できるのでしょうか。わたしはそのようには考えていません。むしろ、こうした中途半端な基準を示したことで、国民に妙な安心を与えて、本当に必要な努力を怠る原因を生み出してしていると懸念しています。

メタボ基準

以前は腹囲の身を基準としていましたが、2016年に10年ぶりに新しい要素を加えた判断をすることに改められました。従来どおり腹囲にて計測を必須項目としながらも、その脂肪型肥満の基準に脂質異常・高血糖・高血圧のうち2つ以上を合併した状態を新たな『メタボリックシンドローム』の基準としました。

腹囲(脂肪肥満の計測目安)
  • 男性 85cm以上
  • 女性 90cm以上
脂質異常[採血の必要あり]

脂質異常については血液検査の結果が、以下のいずれか、もしくは両方が該当する場合とされました。

  • 中性脂肪 150mg/dL以上
  • HDLコレステロール 40mg/dL未満
高血圧

高血圧とは、血圧が以下のいずれか、もしくは両方が該当する場合とされました。

  • 最高血圧 130mmHg以上
  • 最低血圧 85mmHg以上
高血糖 [採血の必要あり]
  • 空腹時血糖値 110mg/dL以上

メタボ基準では安心できない理由

胴囲は20歳前後と比べて大抵の方は中年ともなると10p程大きくなっています。このことは内臓にも直接間接に影響を与えています。

腹囲が緩むと困ること

メタボ基準は生活習慣病そのものを減らすことを目的とするではなく、基準となるウエストサイズは内臓脂肪の蓄積状態を知るための目安のひとつに過ぎません。やせ型や普通の体型の人でも、腹部肥満の状況となっていることで内臓脂肪の蓄積が考えられます。

 

この内臓脂肪が、血圧や血糖値、LDLコレステロール値、中性脂肪値などを上げる原因として、ここだけが強調されていますが、腹囲が増した原因は大幅な筋肉量の低下を意味しています。このことは代謝率を大きく落とすばかりでなく、泌尿器系の疾患や夜中に何度もトイレに起きる原因ともなります。

 

つまり、「メタボ=大幅な筋肉量の低下」を意味するもので、このことは生活の質そのものに大きな悪影響を与えていくことを認識しておくことが重要です。